オキソニウムイオンイオン(H₃O⁺)
- 電荷
- +1
- 原子数
- H × 3, O
- 原子の合計数
- 4
- イオンの質量
- 19.023 g/mol
ヒドロニウムイオンは、水分子が余分な水素イオンを1個受け取ったもので、酸素原子1個に水素原子3個が結合し、1+の電荷をもちます。加わったプロトンは正の電荷をもたらしますが電子はもたらさないため、この原子団は電子が1個足りない状態になります。水に溶けた酸はすべてこれを生じ、pHは、溶液中にこれがどれだけ含まれるかを表す尺度です。
- 化学者はよく略記としてH⁺(aq)と書きますが、水中の裸のプロトンは必ず水分子に結びつくので、H₃O⁺のほうが実際に近い姿です。
- 純粋な水では、分子どうしがプロトンをやり取りすることで、ヒドロニウムイオンと水酸化物イオンOH⁻が、ごくわずかな等量だけできます:2H₂O ⇌ H₃O⁺ + OH⁻。
- 酸のなかには、実際にはヒドロニウム塩である固体の水和物をつくるものがあります。たとえば過塩素酸ヒドロニウムH₃OClO₄は、過塩素酸一水和物の結晶の形です。