82 Pb 鉛 207.2

鉛 (Pb)

貧金属 固体 pブロック 族 14 周期 6

鉛のラテン語名plumbumから、英語のplumbing(配管)という言葉が生まれました。ローマ人が鉛の水道管を使っていたためです。

鉛の性質

原子量
207.2 u
分類
貧金属
族
14
周期
6
ブロック
pブロック
融点
600.61 K (327.5 °C)
沸点
2,022 K (1,748.8 °C)
密度
11.34 g/cm³
酸化数
+4, +2
原子半径
202 pm
電子親和力
0.36 eV
放射性
いいえ(安定な同位体あり)
発見
古代

鉛の電子配置

Pb
電子配置
[Xe] 4f14 5d10 6s2 6p2
完全な電子配置
1s2 2s2 2p6 3s2 3p6 3d10 4s2 4p6 4d10 4f14 5s2 5p6 5d10 6s2 6p2
電子殻
2 · 8 · 18 · 32 · 18 · 4

鉛(Pb)の電子配置は[Xe] 4f14 5d10 6s2 6p2です。82個の電子は、2, 8, 18, 32, 18, 4の順に電子殻に配置されています。

鉛の陽子・中性子・電子

82陽子
≈ 125中性子
82電子

中性の鉛原子は、陽子82個と電子82個をもちます。ほとんどの鉛原子は中性子を約125個もちます。これは原子量を四捨五入した質量数207から原子番号82を引いた数です。

中性子の数は概算です。同じ元素の原子でも、中性子の数が異なることがあります(同位体)。 原子番号と質量

鉛の価電子はいくつ?

4

鉛は最外殻(第6殻)に価電子4個をもちます。これらが化学結合に関わる電子です。

すべての元素を見る:価電子つき周期表

鉛の軌道図

4f↑↓↑↓↑↓↑↓↑↓↑↓↑↓
5d↑↓↑↓↑↓↑↓↑↓
6s↑↓
6p↑↑

各ボックスは軌道で、逆向きのスピン(↑↓)の電子を最大2個収容します。内側の電子殻は、かっこ内の貴ガスと同じです。 電子配置の書き方

鉛のモル質量

207.2 g/mol

鉛原子1モル(6.022 × 10²³個)の質量は207.2グラムです。この値を使って、グラムとモルを換算できます。

鉛を含む化合物

鉛の豆知識

  • 鉛のラテン語名plumbumから、英語のplumbing(配管)という言葉が生まれました。ローマ人が鉛の水道管を使っていたためです。
  • 鉛(Pb)の原子番号は82で、室温では固体です。 古代から知られていました。

周期表での位置

鉛は原子番号82の元素で、周期表の第6周期、第14族、pブロックにあります。

すべての貧金属

鉛の用途

鉛は主に鉛蓄電池に使われ、これはほとんどの自動車のエンジンを始動させ、バックアップ電源にもなっており、現在使われている鉛の大部分は電池用です。密度が高いため、病院や原子力施設でX線やガンマ線に対する効果的な遮蔽材になります。鉛はケーブルの被覆、屋根の雨押さえ、弾薬やおもりにも使われますが、毒性のため、ガソリン、家庭用塗料、水道管には使われなくなりました。

鉛を発見したのは誰?

鉛は有史以前から知られているため、発見者は不明です。主な鉱石である方鉛鉱から簡単に精錬でき、数千年前にはすでに鉛製品がつくられていました。

名前の由来は?

鉛(英語のlead)は古英語のleadに由来し、オランダ語のloodと関連のある語です。元素記号のPbは、ラテン語のplumbumに由来し、ローマの水道管が鉛でできていたことから、英語のplumbing(配管)やplumber(配管工)という語もここから来ています。

発見年表

同じ族

鉛を比較

よくある質問

鉛の電子配置は?

鉛(Pb)の電子配置は[Xe] 4f14 5d10 6s2 6p2です。82個の電子は、2, 8, 18, 32, 18, 4の順に電子殻に配置されています。

鉛の陽子・中性子・電子はいくつ?

中性の鉛原子は、陽子82個と電子82個をもちます。ほとんどの鉛原子は中性子を約125個もちます。これは原子量を四捨五入した質量数207から原子番号82を引いた数です。

鉛の価電子はいくつ?

鉛は最外殻(第6殻)に価電子4個をもちます。これらが化学結合に関わる電子です。

鉛のモル質量は?

鉛のモル質量は207.2 g/molです。これは原子量207.2 uと同じ数値です。

鉛は金属ですか?

はい。鉛は貧金属なので、金属です。

鉛は放射性ですか?

ふつうの鉛は放射性ではありません。安定な同位体が少なくとも1つあります。ただしどの元素にも放射性同位体があり、その多くは実験室でつくられたものです。

鉛は周期表のどこにありますか?

鉛は原子番号82の元素で、周期表の第6周期、第14族、pブロックにあります。