50 Sn スズ 118.71

スズ (Sn)

貧金属 固体 pブロック 族 14 周期 5

スズと銅を混ぜると青銅ができます。青銅器時代という名前の由来となった合金です。

スズの性質

原子量
118.71 u
分類
貧金属
族
14
周期
5
ブロック
pブロック
融点
505.08 K (231.9 °C)
沸点
2,875 K (2,601.8 °C)
密度
7.287 g/cm³
酸化数
+4, +2
原子半径
217 pm
電子親和力
1.2 eV
放射性
いいえ(安定な同位体あり)
発見
古代

スズの電子配置

Sn
電子配置
[Kr] 4d10 5s2 5p2
完全な電子配置
1s2 2s2 2p6 3s2 3p6 3d10 4s2 4p6 4d10 5s2 5p2
電子殻
2 · 8 · 18 · 18 · 4

スズ(Sn)の電子配置は[Kr] 4d10 5s2 5p2です。50個の電子は、2, 8, 18, 18, 4の順に電子殻に配置されています。

スズの陽子・中性子・電子

50陽子
≈ 69中性子
50電子

中性のスズ原子は、陽子50個と電子50個をもちます。ほとんどのスズ原子は中性子を約69個もちます。これは原子量を四捨五入した質量数119から原子番号50を引いた数です。

中性子の数は概算です。同じ元素の原子でも、中性子の数が異なることがあります(同位体)。 原子番号と質量

スズの価電子はいくつ?

4

スズは最外殻(第5殻)に価電子4個をもちます。これらが化学結合に関わる電子です。

すべての元素を見る:価電子つき周期表

スズの軌道図

4d↑↓↑↓↑↓↑↓↑↓
5s↑↓
5p↑↑

各ボックスは軌道で、逆向きのスピン(↑↓)の電子を最大2個収容します。内側の電子殻は、かっこ内の貴ガスと同じです。 電子配置の書き方

スズのモル質量

118.71 g/mol

スズ原子1モル(6.022 × 10²³個)の質量は118.71グラムです。この値を使って、グラムとモルを換算できます。

スズを含む化合物

スズの豆知識

  • スズと銅を混ぜると青銅ができます。青銅器時代という名前の由来となった合金です。
  • スズの棒を曲げると、結晶がずれてかすかにきしむ「スズ鳴き」の音がします。
  • 寒い環境では、白色スズがゆっくりと粉状の灰色スズにくずれることがあり、この現象は「スズペスト」とよばれます。
  • スズ(Sn)の原子番号は50で、室温では固体です。 古代から知られていました。

周期表での位置

スズは原子番号50の元素で、周期表の第5周期、第14族、pブロックにあります。

すべての貧金属

スズの用途

スズの最大の用途ははんだで、これは融点の低い合金として、ほとんどすべての電子機器の回路基板上の部品を接合します。スズの薄いコーティングは、食品や飲料の缶の鋼を錆から守り、この材料はブリキと呼ばれます。スズはピューター(しろめ)や、PVCプラスチックを安定させる化学薬品にも使われるほか、板ガラスを製造する際の溶融金属の浴としても使われます。

スズを発見したのは誰?

スズは古代から知られており、主な鉱石である錫石から、数千年前に精錬されていました。元素記号のSnは、ラテン語のstannumに由来します。

名前の由来は?

スズ(英語のtin)は古英語のtinに由来し、この語は多くのゲルマン語に見られますが、それ以前の起源は不明です。元素記号のSnは、スズを意味するラテン語のstannumに由来します。

発見年表

同じ族

スズを比較

よくある質問

スズの電子配置は?

スズ(Sn)の電子配置は[Kr] 4d10 5s2 5p2です。50個の電子は、2, 8, 18, 18, 4の順に電子殻に配置されています。

スズの陽子・中性子・電子はいくつ?

中性のスズ原子は、陽子50個と電子50個をもちます。ほとんどのスズ原子は中性子を約69個もちます。これは原子量を四捨五入した質量数119から原子番号50を引いた数です。

スズの価電子はいくつ?

スズは最外殻(第5殻)に価電子4個をもちます。これらが化学結合に関わる電子です。

スズのモル質量は?

スズのモル質量は118.71 g/molです。これは原子量118.71 uと同じ数値です。

スズは金属ですか?

はい。スズは貧金属なので、金属です。

スズは放射性ですか?

ふつうのスズは放射性ではありません。安定な同位体が少なくとも1つあります。ただしどの元素にも放射性同位体があり、その多くは実験室でつくられたものです。

スズは周期表のどこにありますか?

スズは原子番号50の元素で、周期表の第5周期、第14族、pブロックにあります。