原子:化学での定義
原子: その元素の化学的性質をもつ最小の粒子です。陽子と中性子からなる小さな原子核と、そのまわりの電子からできています。
原子は非常に小さく、大きさはたいてい0.1〜0.5ナノメートルで、そのほとんどは空っぽの空間です。電子の数が陽子の数に等しいため、原子全体としては電荷をもちません。原子は化学結合によって結びついて分子や化合物をつくり、化学反応では組み替えられるだけで、消えてなくなることはありません。物質は原子でできているという考えは古代ギリシャにさかのぼりますが、これを科学的な理論にしたのは1800年代初めのジョン・ドルトンです。
例
- 水素原子 — 陽子1個と電子1個
- 炭素12原子 — 陽子6個、中性子6個、電子6個
- 金原子 — 直径約0.29 nm
- 水1滴には10²¹個を超える原子が含まれる
周期表で見る
周期表の各マスは1種類の原子を表し、その原子は原子番号、つまり原子核中の陽子の数によって区別されます。