テルルの性質
テルルの電子配置
- 電子配置
- [Kr] 4d10 5s2 5p4
- 完全な電子配置
- 1s2 2s2 2p6 3s2 3p6 3d10 4s2 4p6 4d10 5s2 5p4
- 電子殻
- 2 · 8 · 18 · 18 · 6
テルル(Te)の電子配置は[Kr] 4d10 5s2 5p4です。52個の電子は、2, 8, 18, 18, 6の順に電子殻に配置されています。
テルルの陽子・中性子・電子
中性のテルル原子は、陽子52個と電子52個をもちます。ほとんどのテルル原子は中性子を約76個もちます。これは原子量を四捨五入した質量数128から原子番号52を引いた数です。
中性子の数は概算です。同じ元素の原子でも、中性子の数が異なることがあります(同位体)。 原子番号と質量
テルルの価電子はいくつ?
6
テルルは最外殻(第5殻)に価電子6個をもちます。これらが化学結合に関わる電子です。
テルルの軌道図
各ボックスは軌道で、逆向きのスピン(↑↓)の電子を最大2個収容します。内側の電子殻は、かっこ内の貴ガスと同じです。 電子配置の書き方
テルルのモル質量
127.6 g/mol
テルル原子1モル(6.022 × 10²³個)の質量は127.6グラムです。この値を使って、グラムとモルを換算できます。
テルルの豆知識
- ごく少量のテルルにさらされただけでも、にんにくのような強いにおいがする「テルル息」が出ることがあります。
- テルルは、自然界で金と化合する数少ない元素の1つで、カラベラス鉱などのテルル化金の鉱物をつくります。
- テルル(Te)の原子番号は52で、室温では固体です。 It was discovered in 1782.
周期表での位置
テルルは原子番号52の元素で、周期表の第5周期、第16族、pブロックにあります。
テルルの用途
テルルの現代における最大の用途は、テルル化カドミウム太陽電池パネルです。テルル化ビスマスは熱電素子に使われ、電流を冷却に、あるいは温度差を電気に変えることができます。少量のテルルは鋼や銅を切削加工しやすくし、テルル化合物はゴムの加硫を助け、書き換え可能な光ディスクの相変化層も形成します。
テルルを発見したのは誰?
オーストリアの鉱物学者フランツ・ヨーゼフ・ミュラー・フォン・ライヒェンシュタインは1782年、トランシルヴァニア産の金鉱石からテルルを発見しました。ドイツの化学者マルティン・ハインリヒ・クラプロートは1798年にこれを確認し、ラテン語で地球を意味するtellusにちなんで名づけました。
名前の由来は?
テルルは、「地球」を意味するラテン語のtellusに由来します。マルティン・ハインリヒ・クラプロートは1798年、1782年にフランツ・ヨーゼフ・ミュラー・フォン・ライヒェンシュタインが金鉱石から発見した元素を確認した後、この名前を選びました。
同じ族
テルルを比較
よくある質問
テルルの電子配置は?
テルル(Te)の電子配置は[Kr] 4d10 5s2 5p4です。52個の電子は、2, 8, 18, 18, 6の順に電子殻に配置されています。
テルルの陽子・中性子・電子はいくつ?
中性のテルル原子は、陽子52個と電子52個をもちます。ほとんどのテルル原子は中性子を約76個もちます。これは原子量を四捨五入した質量数128から原子番号52を引いた数です。
テルルの価電子はいくつ?
テルルは最外殻(第5殻)に価電子6個をもちます。これらが化学結合に関わる電子です。
テルルのモル質量は?
テルルのモル質量は127.6 g/molです。これは原子量127.6 uと同じ数値です。
テルルは金属ですか?
正確には違います。テルルは半金属で、金属と非金属の中間の性質をもちます。
テルルは放射性ですか?
ふつうのテルルは放射性ではありません。安定な同位体が少なくとも1つあります。ただしどの元素にも放射性同位体があり、その多くは実験室でつくられたものです。
テルルは周期表のどこにありますか?
テルルは原子番号52の元素で、周期表の第5周期、第16族、pブロックにあります。