16 S 硫黄 32.06

硫黄 (S)

反応性の非金属 固体 pブロック 族 16 周期 3

硫黄は青い炎を出して燃え、鋭く息が詰まるようなにおいの気体、二酸化硫黄を生じます。

硫黄の性質

原子量
32.06 u
分類
反応性の非金属
族
16
周期
3
ブロック
pブロック
融点
388.36 K (115.2 °C)
沸点
717.8 K (444.6 °C)
密度
2.07 g/cm³
酸化数
+6, +4, −2
原子半径
180 pm
電子親和力
2.077 eV
放射性
いいえ(安定な同位体あり)
発見
古代

硫黄の電子配置

S
電子配置
[Ne] 3s2 3p4
完全な電子配置
1s2 2s2 2p6 3s2 3p4
電子殻
2 · 8 · 6

硫黄(S)の電子配置は[Ne] 3s2 3p4です。16個の電子は、2, 8, 6の順に電子殻に配置されています。

硫黄の陽子・中性子・電子

16陽子
≈ 16中性子
16電子

中性の硫黄原子は、陽子16個と電子16個をもちます。ほとんどの硫黄原子は中性子を約16個もちます。これは原子量を四捨五入した質量数32から原子番号16を引いた数です。

中性子の数は概算です。同じ元素の原子でも、中性子の数が異なることがあります(同位体)。 原子番号と質量

硫黄の価電子はいくつ?

6

硫黄は最外殻(第3殻)に価電子6個をもちます。これらが化学結合に関わる電子です。

すべての元素を見る:価電子つき周期表

硫黄の軌道図

3s↑↓
3p↑↓↑↑

各ボックスは軌道で、逆向きのスピン(↑↓)の電子を最大2個収容します。内側の電子殻は、かっこ内の貴ガスと同じです。 電子配置の書き方

硫黄のモル質量

32.06 g/mol

硫黄原子1モル(6.022 × 10²³個)の質量は32.06グラムです。この値を使って、グラムとモルを換算できます。

硫黄を含む化合物

硫黄の豆知識

  • 硫黄は青い炎を出して燃え、鋭く息が詰まるようなにおいの気体、二酸化硫黄を生じます。
  • 純粋な硫黄はほとんどにおいがありません。硫黄のせいにされがちな腐った卵のにおいは、硫化水素という化合物によるものです。
  • 硫黄(S)の原子番号は16で、室温では固体です。 古代から知られていました。

周期表での位置

硫黄は原子番号16の元素で、周期表の第3周期、第16族、pブロックにあります。

すべての非金属

硫黄の用途

硫黄はおもに硫酸に変えられます。硫酸は最も大量に生産される工業薬品の1つで、とりわけリン酸肥料の製造に使われます。硫黄はタイヤ用のゴムの加硫、ブドウなどの作物の殺菌剤、マッチや花火にも使われます。現在では、硫黄の大半は、石油や天然ガスの精製の副産物として回収されています。

硫黄を発見したのは誰?

硫黄は、燃える石を意味するbrimstoneとよばれていた古代から知られていて、火山や温泉の近くで黄色の結晶として自然に存在します。アントワーヌ・ラボアジエはこれを化学元素と認め、1789年の元素のリストに加えました。

名前の由来は?

硫黄(sulfur)は、ローマ人がこの黄色い物質をよんだ名前であるラテン語のsulfur(sulphurとも綴る)に由来し、さらに古い由来はわかっていません。古い英語では「燃える石」を意味するbrimstoneとよばれていました。

発見年表

同じ族

硫黄を比較

よくある質問

硫黄の電子配置は?

硫黄(S)の電子配置は[Ne] 3s2 3p4です。16個の電子は、2, 8, 6の順に電子殻に配置されています。

硫黄の陽子・中性子・電子はいくつ?

中性の硫黄原子は、陽子16個と電子16個をもちます。ほとんどの硫黄原子は中性子を約16個もちます。これは原子量を四捨五入した質量数32から原子番号16を引いた数です。

硫黄の価電子はいくつ?

硫黄は最外殻(第3殻)に価電子6個をもちます。これらが化学結合に関わる電子です。

硫黄のモル質量は?

硫黄のモル質量は32.06 g/molです。これは原子量32.06 uと同じ数値です。

硫黄は金属ですか?

いいえ。硫黄は反応性非金属なので、非金属です。

硫黄は放射性ですか?

ふつうの硫黄は放射性ではありません。安定な同位体が少なくとも1つあります。ただしどの元素にも放射性同位体があり、その多くは実験室でつくられたものです。

硫黄は周期表のどこにありますか?

硫黄は原子番号16の元素で、周期表の第3周期、第16族、pブロックにあります。