アスタチンの性質
アスタチンの電子配置
- 電子配置
- [Xe] 4f14 5d10 6s2 6p5
- 完全な電子配置
- 1s2 2s2 2p6 3s2 3p6 3d10 4s2 4p6 4d10 4f14 5s2 5p6 5d10 6s2 6p5
- 電子殻
- 2 · 8 · 18 · 32 · 18 · 7
アスタチン(At)の電子配置は[Xe] 4f14 5d10 6s2 6p5です。85個の電子は、2, 8, 18, 32, 18, 7の順に電子殻に配置されています。
アスタチンの陽子・中性子・電子
中性のアスタチン原子は、陽子85個と電子85個をもちます。ほとんどのアスタチン原子は中性子を約125個もちます。これは原子量を四捨五入した質量数210から原子番号85を引いた数です。
中性子の数は概算です。同じ元素の原子でも、中性子の数が異なることがあります(同位体)。 原子番号と質量
アスタチンの価電子はいくつ?
7
アスタチンは最外殻(第6殻)に価電子7個をもちます。これらが化学結合に関わる電子です。
アスタチンの軌道図
各ボックスは軌道で、逆向きのスピン(↑↓)の電子を最大2個収容します。内側の電子殻は、かっこ内の貴ガスと同じです。 電子配置の書き方
アスタチンのモル質量
210 g/mol
アスタチン原子1モル(6.022 × 10²³個)の質量は210グラムです。この値を使って、グラムとモルを換算できます。
アスタチンの豆知識
- アスタチンは、地殻に自然に存在する元素の中で最もまれで、どの瞬間にも、より重い元素の崩壊でできたごくわずかな量しかありません。
- 目に見える大きさのアスタチンを見た人はいません。かなりの量があると、自らの放射能の熱で蒸発してしまうためです。
- アスタチン(At)の原子番号は85で、室温では固体です。 It was discovered in 1940.
周期表での位置
アスタチンは原子番号85の元素で、周期表の第6周期、第17族、pブロックにあります。
アスタチンの用途
アスタチンは極めて希少で、すべての同位体の寿命が短いため、商業的な用途はありません。半減期が約7時間の同位体アスタチン211は、標的アルファ線治療のために研究されています。このがん治療では、アスタチンを腫瘍細胞を探し当てる分子に結合させ、ごく短い距離しか届かないアルファ線で腫瘍細胞を破壊します。
アスタチンを発見したのは誰?
デール・コーソン、ケネス・マッケンジー、エミリオ・セグレは1940年、カリフォルニア大学バークレー校で、ビスマスにアルファ粒子を衝突させて、初めてアスタチンをつくりました。名前は、「不安定な」を意味するギリシア語のアスタトスに由来します。
名前の由来は?
アスタチンは、「不安定な」を意味するギリシア語のアスタトスに由来します。1940年に初めてこれをつくった科学者たちは、この元素のあらゆる形が放射性で、すぐに崩壊することから、この名前を選びました。
同じ族
アスタチンを比較
よくある質問
アスタチンの電子配置は?
アスタチン(At)の電子配置は[Xe] 4f14 5d10 6s2 6p5です。85個の電子は、2, 8, 18, 32, 18, 7の順に電子殻に配置されています。
アスタチンの陽子・中性子・電子はいくつ?
中性のアスタチン原子は、陽子85個と電子85個をもちます。ほとんどのアスタチン原子は中性子を約125個もちます。これは原子量を四捨五入した質量数210から原子番号85を引いた数です。
アスタチンの価電子はいくつ?
アスタチンは最外殻(第6殻)に価電子7個をもちます。これらが化学結合に関わる電子です。
アスタチンのモル質量は?
アスタチンのモル質量は210 g/molです。これは原子量210 uと同じ数値です。
アスタチンは金属ですか?
いいえ。アスタチンはハロゲンなので、非金属です。
アスタチンは放射性ですか?
はい。アスタチンには安定な同位体がないため、すべての原子が放射性で、最終的に他の元素へ崩壊します。
アスタチンは周期表のどこにありますか?
アスタチンは原子番号85の元素で、周期表の第6周期、第17族、pブロックにあります。