均一混合物と不均一混合物の例
均一混合物は、全体を通して組成が同じなので、成分を別々に見ることはできません。溶液とも呼ばれます。不均一混合物は、むらがあり、成分が目に見えたり、時間がたつと沈んだりします。簡単な見分け方は、場所によって取り出した試料の見た目や性質が違いうるなら、その混合物は不均一である、というものです。
均一混合物
- 空気:窒素、酸素、アルゴン、その他の気体が均一に混ざっています。
- 食塩水:塩が目に見えないほど均一に溶けています。
- 砂糖水:砂糖の分子が水の中に均一に広がっています。
- 酢:酢酸が水に溶けています。
- 消毒用アルコール:イソプロピルアルコールと水が混ざっています。
- ガソリン:多くの異なる炭化水素が混ざり合って、1つの透明な液体になっています。
- 天然ガス:主成分はメタンで、少量のエタン、プロパン、その他の気体を含みます。
- 真ちゅう:銅と亜鉛が均一に混ざった固体の合金です。
- 不凍液(冷却液):エチレングリコールと水が混ざっています。
- 密閉したボトルの中の炭酸水:二酸化炭素が水に溶けています(泡ができると不均一になります)。
不均一混合物
- 砂と水:砂が底に沈みます。
- 油と水:2つの別々の層ができます。
- サラダ:それぞれの材料が別々に、目に見える形で残っています。
- トレイルミックス:ナッツ、レーズン、チョコレートが混ざったもので、手で選り分けられます。
- 花こう岩:異なる鉱物の粒が見えます。
- 土:大きさの異なる粒子に、植物のかけらが混ざっています。
- チョコチップクッキー:チップが生地とはっきり分かれています。
- 牛乳に入れたシリアル:固体のかけらが液体に浮かんでいます。
- 果肉入りオレンジジュース:果肉がジュースに浮かんでおり、こし取ることができます。
- コンクリート:砂利や砂のかけらがセメントの中に含まれています。
見分け方
よく観察するか、混合物をしばらく置いてみましょう。別々のかけら、層、粒子が見えたり、何かが底に沈んだりするなら、それは不均一混合物です。均一混合物は一様なままで、何日たっても沈みません。状態は関係なく、均一混合物には、気体(空気)、液体(酢)、固体(真ちゅう)があります。
牛乳や霧はどうなのか
牛乳、霧、マヨネーズなどのコロイドは一様に見えますが、光線を散乱させるほど大きな粒子を含んでおり、この現象はチンダル現象と呼ばれます。このため、ほとんどの化学の授業では、コロイドは不均一混合物に分類されます。